母の日を前にして。母親の大変さを知る。5月8日週報より

彼女は家族の様子をよく見張り、怠惰のパンを食べない。その子たちは立ち上がって、彼女を幸いな者と言い、夫も彼女をほめたたえて言う。                             箴言31:27,28

5月3~5日に、家内の姉夫婦と長女、その息子二人が、東京から我が家に来て、楽しい時を過ごしました。家内の姉の長女は、私からみると姪です。姪は30歳くらいです。今回は、彼女の母親としての奮闘ぶりを目の前にして感動しました。姪は、保育士を続け、御主人も勤務があります。今回は9ヶ月と2歳半の幼子二人を連れて、父親の運転する自動車に乗り、一日かけて東京から来たわけです。

迎える側の私は、「乳幼児の父親」としてはずっと敗北感をもっていました。首が据わっていないし、コミュニケーションも取りづらい。我が家の息子たちは、すべて家内まかせで乳幼児期を過ごしました。古い話ですが、私の長男が、30年前に誕生しました。誕生後10日して、私は仕事の都合を付けて名古屋から家内の実家にやってきました。赤ちゃん誕生直後の母親は夜昼なく、授乳、おしめ交換など眠る暇もありません。私はその様子を見て、逃げるようにしてさっさと退散してしまいました。

育児は何ヶ月経っても相変わらず続きます。2番目の子、3番目の子が生まれれば育児のたいへんな時期は数年に及ぶはずです。そんな苦い思い出を持つ私は、幼児二人の来訪を不安に思っていました。ところが、今回は違いました。食事の時間になると、姪が抱えていた9ヶ月の子が、私をくいいるように見ていました。すると彼は、這い這いをして私の所に来て、私が抱っこしたら、足でピョンピョン踏ん張り、大喜びで離れません。驚いていると、2歳半の男の子も猛然と飛びついてきて、「パパ!」と言って空いているスペースに乗り込んできました。姉夫婦は大笑いで、私が二人の幼児を両手に抱えている様子を写真に撮ってくれました。それから30分くらい、私は30歳以上若返ったつもりで、ボール転がしをして彼らの遊び相手をしました。翌日、私の腰は痛くなっていましたが・・・。

姪の話によると、2歳半の子は父親を「お父さん」と呼び、それ以外の遊んでくれる男の人を「パパ」という使い分けをしているそうです。食事や入浴も毎日誰かが手伝わなければ、働きと、家事と、育児は困難です。その夜は、子どもたちが夜中に何度も起きて、姪はほとんど眠れない状態だったようです。お母さんのたいへんさを思う一日でした。